お祝いだから
仕事でイライラしたから
お疲れ様のご褒美
美味しいものとセット
ライヴの景気づけ
打ち上げ…etc.

飲む理由はいくらでもありました。

飲まない生活を続けて、
何故そこまで飲み過ぎてしまったのかと思い返す。

寂しかった
子どもが成長し、ひとりの時間が増えて
お酒とは関係ない趣味にまでお酒をくっつけて、挙げ句にその趣味の方をおざなりにして、酒だけが残る
人に邪魔されたくなくて(色々言われたくない、軽蔑の目を向けられたくない)寂しいはずなのに、ひとりで飲む。最後は酒だけが友だちって思ってた。

アルコール依存症者の親も依存症であることが多い。
親や家族にトラウマがあるという人が多い気がする。

私の父は、大酒飲みです。
一時期は母に傷を負わせるような喧嘩もあったらしい(私自身は仕事で帰宅が遅く、直面していない)。妹に聞いた話なので、父に手を焼いたという記憶があまりない。暴れるというより、静かにひたすら飲んでいたのかも。
それでも、一度反抗的な妹に手をあげそうになったのを覚えてる。あのときは怖かったけど、当の妹は覚えていない。微かに、私は飲まない、飲む人と結婚しないと思った記憶はあるけど、社会人になり、否応なく飲むようになって、お酒があったから結ばれたであろう旦那と結婚することにもなった。
妹のひとりは、言葉通り、飲まない人を旦那にした。この子が一番まともかも。

それでも、母は家族一緒を大切にしていて、飲んでマージャン朝帰りの父に何度も泣いていたけど、
そういえば、飲み屋や雀荘に電話をかけさせられたことを思い出した。子どもの言葉の方が効果的だからと、それはすごく嫌だった。そもそも電話が嫌いなのに、子どもがなんで大人ばかりが集う場所に電話しなくちゃならないのか。

私も、妹も大きくなった。
結婚して、家庭もある。
子どもが生まれたときは、色々と世話をしてくれた。盆正月には集まり、楽しく酒盛り、子どもが小さいときはキャンプもしたりして、結束力のある良い家族…

でも、どこかに疑問や違和感を抱いていたのかな。

今少しそれが見えたような

だからといって、それに対して今更不満をいうのも違うと思うけど、

見ないように、気づかないようにしていた気もする。

纏まりないけど、とりま今日はここまで。